2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

小林信彦も『下妻物語』を推奨

「週刊文春」最新号参照。渋谷でゴスロリのお嬢さん方と一緒に観たそうで流石にチケット買う時に「『下妻』でよろしいんですか?」と確認されたそう。うーん、やっぱり劇場で観ておかないいけないのかなあ。

『エレファント』(ガス・ヴァン・サント監督作品)評

複雑な時間構成は個人的には好きなのだが、やや高踏的すぎるか、とも感じた。この音と映像なら、普通のリニアな時間構成でも、じゅうぶん衝撃的だっただろう。こういう作品こそ、あまり映画を見慣れていない人にも見てほしいと思うので。 a day in the life …

山田宏一『映画料金は高すぎる』

http://channel.slowtrain.org/movie/column-eigasi/008/eigasi0801.html これも多分、土地の値段のせいなんだろうなあ、って思ってます。 とにかく土地の値段が下がらないと。音楽=ライブもダメだし、独身で実家に住んでるとパラサイト・シングルと蔑まれ…

『仔犬ダンの物語』(澤井信一郎監督)評

m@stervision:http://www.ne.jp/asahi/hp/mastervision/archive2002d.html#DAN 時間がないからといって澤井信一郎は決して「子どもたちの自然な演技」などを狙ったりはしない。下手でもいいんだ。下手でもいいからちゃんと台詞を言わせている。そこにそうい…

公取委、CDとDVDのセットに「再販価格」はダメ

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20040710AT1G0902Q09072004.html 情報元:http://knwt.or.tv/

真の映画ジャーナリズムとは??

士はおのれを知る者のために死す:http://d.hatena.ne.jp/hibiky/20040708#p3 ハスミン一派の言説は、とどのつまり、学会向きというかアカデミズムの世界に住む方、あるいはそういったモノを読むことでおのが知的欲求を満たしたいという好事家の間だけで通用…

新婦情報:VA『伊集院光監修 おバ歌謡』ASIN:B000228X0A

一部で有名な九重祐三子のカヴァーする「Alone Again」(邦題「また一人」訳詩なかにし礼)が収録されてるって。買わなきゃ。 情報元:http://www004.upp.so-net.ne.jp/flipside/

蓮實重彦、山根貞男、吉田喜重『国際シンポジウム小津安二郎』評

nozaの日記:http://d.hatena.ne.jp/noza/20040706 パラパラと眺めていて、青山真治の、山中貞雄はアメリカ映画を自家薬籠中のものとしたが、小津はそれに失敗したのではないか、という指摘が目に止まった。編者たちによるまとめの座談会でも触れられている…

東ゆみこ『猫はなぜ絞首台に登ったか』(光文社新書)紹介ISBN:4334032540

弧低のつぶやき:http://homepage2.nifty.com/yoshinojin/Mutter.files/Mutter.html 都市化が進んできた18世紀なかばのヨーロッパでは、動物の虐待がいたるところで行われていたのだが、あるときパリで異様な事件が起きた。印刷工場につとめる職人たちが猫…

「スパイダーマン2」感想リンク

たまとわ:http://d.hatena.ne.jp/zeroes/20040706#p1 やっと前作を今見たところ。ああ、これは劇場で観たかったなあ。私は『ダークマン』も好きです。

高橋源一郎:カール・シュミットと『ゲド戦記Ⅰ・影との戦い』

http://www.plays.jp/adiary/diary8.cgi?id=gen1rou&action=view&year=2004&month=6&day=24#6_24 ファンタジーが戦時下で読まれる理由について考えてみることにする。それは、ファンタジーの底には必ず「神話的暴力」がひそんでいるからだ。そして、「目下の…

新譜情報:佐野元春『The Sun』ASIN:B0002ADG4A 7/21発売

http://www.moto.co.jp/TheSun/album/index.html 全曲試聴。 Let's Rock & Roll!!

『世界の中心で、愛をさけぶ』(行定勲監督)評

m@stervision:http://www.ne.jp/asahi/hp/mastervision/index.html#sekachu いやあ、ワカる! ワカるよう>大沢たかお君。たしかに田舎の高校生(もちろん童貞)の頃に長澤まさみちゃんみたいなコとスクーターに2人乗りして、後ろから抱きつかれて「ムネ、…

『21グラム』(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)評

映画≠日誌:http://kermit.pos.to/film/040605.html(ネタバレ注意) 物事の因果は複雑に絡み合い、単純にAの結果がBでCの結果がDであるなどとは言えないのがこの物語でありまた我々が生きている現実の人生というもの、この物語が錯時法によって語られて…

新譜情報:Old97's"Drag It Up"7/27発売ASIN:B0002E5OA0

http://www.old97s.com/ レット・ミラー率いるバンドの最新アルバム。え、解散してないの、って言ってる人も多いかも(笑)。 どうやらインディーズに移ったようで。レット・ミラーのソロが出た事情とかが慮れたりしちゃいますが…。音も試聴できるのを聴く限…

デジタル時代の私的複製について考えるシリーズ

Music Liberation Front: http://www.babbagelab.com/blog/archives/000180.html リスナーに著作権の啓蒙が必要だ、などとも言われるけど。僕ら学生時代にそんなこと殆ど気にせず音楽を楽しんで来たのにね。まあこれからはそう呑気な話では済まない時代なの…

『子猫をお願い』(チョン・ジェウン)評

nobody:http://www.nobodymag.com/blog/archives/000091.html 職業と住所。自分が誰なのかを証明するために絶対に必要なもの。初対面の相手に聞かれるたび、何とかこの質問から逃れる術はないものかと、いつも思う。5人の女の子たちは、たったワンシーンに…

Phish@ 日比谷野外音楽堂2000.6.11

cosmosmile:http://www.cosmosmile.com/ いわずとしれた、Grateful Dead以降の最高のジャムバンドの一つ、PHISHの伝説の来日公演(2000年)の音源! あとで聴きます。ちなみに新作にして多分ラスト・アルバムは、チャド・ブレイクのサウンド作りが好みの私には…

「リヴ・フォーエヴァー」(監督:ジョン・ダワアー)評

The Muffs' Fanpage In Japan:http://www33.ocn.ne.jp/~muffs/index.html(7/02) まあ、ドキュメンタリー映画としては大した出来ではないが、ブリットポップ体験者限定でお勧めしておく。

「ブロックブッキングの終焉?」

m@stervision:http://www.ne.jp/asahi/hp/mastervision/ これからは東宝はTOHOシネマズを(同様に松竹はMOVIXを、東急は109シネマズを、東映はT・ジョイを)経営する会社として、他のワーナーマイカルシネマズやユナイテッド・シネマやAMCなどと同様に「受…

「単体よりもソリューション」

レコードやのアイドルな日々:http://www.raffine.ws/tdiary/20040701.html#p02 このCD不況となると、CD売ってるだけじゃ儲かりゃしないので、特に卸業者は「CDショップに対するソリューションビジネス」にシフトしています。ソリューションだとIT業界すぎる…

ということで、「松谷加平の生活と意見」は終了しました。

クリッピングが主になります。よろしく。