2003-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『学校の怪談G』をビデオで。

「呪怨シリーズ」エピソードの短編2作を見るため。黒沢清の「木霊」も入ってるんだけど、別の監督の「食鬼」の方を黒沢だと思ってしまった。だって半透明のビニール袋が出てくると…(これだから私には映画を見る目など無いのは明らか)。 「呪怨エピソード…

『中村光夫全集』はやっぱりあったんですね。

id:wtnbtさんに御教示いただきました。ありがとうございます。 近所の図書館も部分的に所蔵しているよう。『中村光夫作家論集』というのも講談社から出てるのか…と調べれば判ることを呼びかけてしまって済みません。 10年前ぐらいに彼の『「我が性の白書」』…

日本における80年代と90年代の違い

ということでは、私の場合、経済的観点からばかり考えていて、例えば「80年代はスカだ」というのは90年代になって80年代に生産されたものが「売れなくなった」からだということに過ぎないという気もする。 音楽に関しては決してスカだったとは言えないと思っ…

池袋新文芸坐オールナイト「アジアン・ホラー2003」を鑑賞。

番組は カルマ(2002・香/クライド)監督・脚本:ロー・チーリョン 出演:レスリー・チャン(遺作) 22:00〜23:40 ボイス(2002・韓/ブエナビスタ)監督・脚本:アン・ビョンギ 出演:ハ・ジウォン、キム・ユミ 23:50〜1:30 the EYE【アイ】(2002/香=タイ…

アニメ『少女革命ウテナ』全39話DVD全8巻

を…どのぐらいかけて観たんだったかな。とにかく観終わった。 放送当時、アニメにちょっと詳しい知人から「寺山修司が入ってる」という風に紹介されたことがあったんだけど(ちなみに私は寺山を一冊も読んだことが無い)、直接的には偽日記http://www008.upp…

岡崎京子『東京ガールズブラボー』

は、かなり前に読んでいたのだけど、吉田秋生『河の流れよりもゆるやかに』と併読して思ったのは、80年代前半の高校生って金持ってなかったんだなあ、ということで、まあ90年前後に高校生だった私も、「個人的に」そうだったのだけど。その頃の高校生の経済…

蓮実重彦『反=日本語論』(ちくま文庫)読了。

文庫になっているものでも未読が結構あるんだよなあ。 これはもっと前に読んでおけば良かったなあ。音声中心主義ってのを、かなり具体的に理解させてくれる本。

もうaikoのCCCDにはガックリなわけですよ。

初めて個人的マスト・アイテムが「CDじゃないもの」になってしまったわけで。 もう本当CD屋に行く気が失せるよね。最近。 http://aiko.can-d.com/cccd.html な風に「音質」の問題にエクスキューズしてるけど、規格外で再生保証がないのが一番の問題なわ…

ということで

今年の紅白に対する私の興味は、「クレイジーケンバンドが和田アキ子のバックをつとめるか否か」に絞られました。

仮に自分がまだ高校生で、同級生に綿谷りさがいるとする。

いや想像するだけは自由だし、タダだし。 でも実際にそうだったら、あんまり萌えない、だろうなあ。実は本当に学生時代の同級生に物書きになった女性がいる。ほとんど話とかしなかったけど。

後藤明生『吉野大夫』(中公文庫)読了。

中村光夫全集とか出ない(出てない)んですかねえ。

以前、書評を全て「ですます」調で書いていたのは(もう覚えている人も少ないか…)、彼の影響。

ドゥルーズによるセリ・ノワール論

について密室系の9/22あたりhttp://www2s.biglobe.ne.jp/~s-narita/new/what.s03.9.htmlでまとめられている。 私も先日立ち読みしたんだけど本当、訳が…。複数で訳している論文集なんだけど他の収録分も不安なので買ってないです。 さて、これについては「早…

ここで、またまた東氏の「筒井-春樹問題」

になるんですが、彼が「KLUSTER」で語っているのは「自然主義リアリズムVSまんが・アニメ的リアリズム」という文脈なんだけれども、これは、ちょっと単純すぎると言うか…。 私などの「遅れた世代」からすると、筒井って全然、サブカルじゃないんですよね。と…

福田和也他『皆殺し文芸時評』(四谷ラウンド)ISBN:4946515186。

手をつけずにいたものを、同時代ゲームhttp://homepage2.nifty.com/jituzon/での紹介を読んで。それだけ「日本現代文学」に興味がなくなっていたんです。部分的に「新潮」掲載時に読んだ章もあり。 引用されている箇所でのSFとしての筒井評価ということを…

仲俣暁生『ポスト・ムラカミの日本文学』(朝日出版社)読了。

ISBN:4255001618 関連リンク:http://d.hatena.ne.jp/crossage/20031121#p1

黒沢清「ドッペルゲンガー」感想リンク

http://d.hatena.ne.jp/zeroes/20031122

「「内輪向け」ではありません」

http://dravida.udn.ne.jp/cgi-bin/a-news/a-news.cgi?date=2003.11.21 私(を含む複数の人?)の昨日の文章に対する大寺眞輔氏http://home.att.ne.jp/gold/dravidian/home2.htm(紙メディアで活動している人に対して敬称をつけるかどうかは、いつも悩むんだ…

「nobody」誌10号における梅本洋一との往復書簡での大寺眞輔の発言を読んで

ページで書いていることと全く逆じゃん、と思っていたら「ネタ」だったようで。 http://dravida.udn.ne.jp/cgi-bin/a-news/data/2003/11/20.html#1120-1 まあ、15日の文章は、一般論として、そのままでいいし、個別的にも「内輪向け」というのも間違ってない…

東浩紀による「筒井-春樹問題」

については、同時代ゲームの16日http://homepage2.nifty.com/jituzon/text/2003_11-2.htm#16や17日でも関連した興味深い話題が出てます。ちなみに私が初めて読んだ大江健三郎の小説は『同時代ゲーム』。中学の多分、三年生の時。確か途中で挫折して『ピンチ…

中上健次『日輪の翼』(小学館文庫)読了。

ロード・ムーヴィー的なプロットに従来の文体というイビツさが面白くもあり、不満でもあり。

冨永昌敬 監督『亀虫』を池袋シネマ・ロサで。

http://www.h7.dion.ne.jp/~opaluc2/kame.html# 偽日記http://www008.upp.so-net.ne.jp/wildlife/nisenikki.htmlに煽動されて(笑)。とにかく、まず笑える。そういう単純な長所があって素敵。その「結果」にも繋がってるんだけどリズムが良い。何よりも短い…

東浩紀による「筒井-春樹問題」を再び

その後、また考えるに、やっぱり、カンタン系http://kantank.hp.infoseek.co.jp/index.htmでの異論の通り、かなり粗い論であるなあ、という感が強くなってきた。 確かにスガ秀美と渡部直己が「筒井-春樹」を痛烈に批判したことは確かであるにしても、柄谷行…

「群像」最新号での保坂和志×阿部和重対談で興味深かったのは

阿部が発した「ノワール」という語に対して保坂の反応が「???」だったこと。 「重力 第二号」で大西巨人が書いている『神聖喜劇』に"Red Harvest"が登場することに反応したのが今までで二人しかいない、という事実にも繋がるような。それにしてもケインの…

中上健次『地の果て 至上の時』(新潮文庫)読了。

この作品について語られたものは、かなりの分量読みましたが、ちょっと「違う」という感じでした。

「北風と太陽」

http://www.saiin.net/~ogiso/200311.html#15_t1 ある小説や映画の作品を賞賛するときに、「この良さがわからないやつは馬鹿だ」と煽りをかける文章と、その作品のどんなところが良いのかを具体的に論証して伝えようとする文章があったとする。そのどちらが…

POOL Radio http://www.live365.com/stations/xtcbz/でのセットリスト

"Neo Soul,Blues and more"ってタイトルにさせてもらってますが、1のニューオリンズR&Bの大御所とカントリー界の大御所(こちらは故人)の共演曲が隠れ(てもないか)コンセプト。 最初はトリプルA(Adult,Alternative,Album)っぽい選曲にネオ・ソウル系を…

音楽配信メモhttp://xtc.bz/主催のPOOL Radio

http://www.live365.com/stations/xtcbz/ で選曲を担当させていただいております。聴くにはLive365の登録が必要(無料)。 本当ならセットリストなどアップしたいのですが、忙しくて準備してないし、今日はカゼで頭ガンガンなので、またの機会に。 まあ先入…

カンタン系よりコメントを頂きました。

http://kantank.hp.infoseek.co.jp/index.htm ちょっと書き方が単純すぎたかな。 私も「批評空間サークル」(というのも違和感がありますが)に責任を全部負わせるのはどうかなと思ってるんですよ。 例えば、 東:でもやっぱり筒井康隆は偉大なわけですよ。…

投票行って外食してきました。