『21グラム』(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)評

映画≠日誌:http://kermit.pos.to/film/040605.html(ネタバレ注意)

物事の因果は複雑に絡み合い、単純にAの結果がBでCの結果がDであるなどとは言えないのがこの物語でありまた我々が生きている現実の人生というもの、この物語が錯時法によって語られている理由があるとすれば、つまりはそれ、我々が生きる現実の因果関係は「物語」ほど単純明快ではないのです。

OK's Book Case:http://www.saiin.net/~ogiso/200406.html#05_t1

ただでさえ人工的なプロットなのにわざとらしい時間操作を入れて物語の流れをぶつ切りにしたことで、俳優があらかじめ定められた劇を演じているという虚構性が強調されてしまったように思える。

映画の日に観たのはこれなんですが正直、長いと感じました(調べたら124分)。