2003-01-01から1年間の記事一覧

あ、「閉鎖」じゃなくて「休業」ですので

何だかさっそく突っ込みが入ってるようなので、ちょっと詳しく事情を書いておきますか。本当は本体の方に今日、書こうと思っていたのですが、時間がとれなさそうなんで。htmlタグの書き方を忘れかけているという話もあり…。という風に最近どうにも忙しいわけ…

思いついた時に書いておく

本体の「まったりCafe」を休業することにしました。正式には、また告知しますが。 というか、今も事実上そうなので、それを明確にするということです。 まあ、こちらはボチボチと更新していくでしょうから(少し控えめにするかもしれませんが)、ほとんど何…

『過去のない男』を新文芸坐で鑑賞。

CKBの「ハワイの夜」がどこで流れるかと思ったら…(笑)。

中上健次『火の文学』(角川文庫)読了。

インタビューと映画のシナリオ「火まつり」を収録。 『異族』にはシナリオライターが登場するんだけど、当時中上自身がそうだったわけ。

中上健次『野生の火炎樹』読了。

集英社全集版で。

都筑道夫死去(享年74歳)

情報元:フリースタイルhttp://webfreestyle.com/ ご冥福をお祈りします。

小中千昭『ホラー映画の魅力 ファンダメンタル・ホラー宣言』(岩波アクティブ新書)読了。

黒沢清のインタビューなんかを読んでると、小中理論とか小中・鶴田方式なんて言葉を良く目にするのだけど、その小中は本著者である脚本家のこと(ちなみに鶴田は『リング0』などの映画監督、鶴田法男)。 その小中理論を本人が初めて明文化した本が出ている…

中上健次『異族』についてのメモ(その4)

連載が一時中断したところで、こちらも中断。再び頭から読み返して連載7回目のところまで再読。 ここで一つ区切り目があるんじゃないかなと思う。その理由はまた書こうと思っているのだけど、こんな読み方をしてるのは、今まで本書について書かれた評を読ん…

今年中に書いておかなきゃと思うものが二件あるのだけど…

ちょっと微妙な感じになって来ました。寒いし。

蓮実重彦『小説から遠く離れて』(河出文庫)読了。

前に読んだのは日本文芸社版ハードカヴァーでした。 これって「海燕」連載だったのね。 この文庫版も今は品切れというのは内容が内容で圧力がかかってるのか…まあ、他のもそうなんで、そうじゃないか。 (…)なるほどここで解読装置はしかるべく機能したかに…

遅れていたものを含めてメールを三通出す。

どうにも最近、広告メールに大事な私信が埋もれる傾向にあり。面倒がって対策をこうじないのいけないのだけど。

だらだらと一日のことを書いてみる

結構、色々あった。 某オフ会、あ、違ったパーティーに参加するために渋谷へ。ついでにドライヤー特集をユーロ・スペースで観ようと、ぴあのミニシアター回数券を買って向かい、『ゲアトルーズ』の開演時間2:40ギリギリに到着、その後の『吸血鬼』も鑑賞し…

中上健次『異族』についてのメモ(その3)

タツヤは妄想に膨らんだシナリオ・ライターの推理に唖然とした。 (P.22) シムが絶句すると、シナリオ・ライターは不安をさらに煽るように「要するに、連中はタツヤという神を手に入れたエーリアンだと思えばいいんじゃないか。エイリアンがタツヤを神様に…

中上健次『異族』についてのメモ(その2)

…「戦後生まれ初の芥川賞作家」となったNは、文学的な兄としてのOに対抗意識を燃やしながら書いてきたのだったが、RやHの登場(二人は偶然にも同姓だった)によって、今度は自分が兄の立場に立たされていることに気がつき、特にRには兄弟愛に近いものを…

中上健次『異族』(小学館文庫)読書中。

84年から85年にかけて書かれ、一回、連載が中断されたところで、こちらも中断してメモしてみる。 初読なわけですが、こりゃ明らかにW村上、作品的には『コインロッカー・ベイビーズ』と『羊をめぐる冒険』を意識して書いてるなあ。蓮実重彦は本作の執筆を止…

なう・りすにんぐ

"Diary of Alicia Keys"ASIN:B0000DD7NL げ、DVDつきなんてあったの!失敗した。 ネオ・ソウルど真ん中。一枚目よりも聴きやすいかも。

金井美恵子『彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄』(朝日新聞社)読了。

『小春日和』の10年後の話。私が二著を読んだ間隔もそんなもん。 『柔らかい土をふんで、』は本当、「読めない」んだけど、こういうのは幾らセンテンスが長くても読める。

「ハヤカワ文化」というのを考えている。

戦前創刊の岩波文庫と同じような重要さが戦後のハヤカワ・ミステリ(通称ポケミス)にあると言っていたのは丸谷才一だったか?仲俣暁生の『ポスト・ムラカミの日本文学』では中上とW村上との断絶のわかりやすい例として「ジャズ世代/ロック世代」というの…

カルペンティエール『失われた足跡』ってこういう話だったのか!

http://www.max.hi-ho.ne.jp/~uporeke/200312a.html#02_t2 すっかり忘れてました(笑)。

『学校の怪談G』をビデオで。

「呪怨シリーズ」エピソードの短編2作を見るため。黒沢清の「木霊」も入ってるんだけど、別の監督の「食鬼」の方を黒沢だと思ってしまった。だって半透明のビニール袋が出てくると…(これだから私には映画を見る目など無いのは明らか)。 「呪怨エピソード…

『中村光夫全集』はやっぱりあったんですね。

id:wtnbtさんに御教示いただきました。ありがとうございます。 近所の図書館も部分的に所蔵しているよう。『中村光夫作家論集』というのも講談社から出てるのか…と調べれば判ることを呼びかけてしまって済みません。 10年前ぐらいに彼の『「我が性の白書」』…

日本における80年代と90年代の違い

ということでは、私の場合、経済的観点からばかり考えていて、例えば「80年代はスカだ」というのは90年代になって80年代に生産されたものが「売れなくなった」からだということに過ぎないという気もする。 音楽に関しては決してスカだったとは言えないと思っ…

池袋新文芸坐オールナイト「アジアン・ホラー2003」を鑑賞。

番組は カルマ(2002・香/クライド)監督・脚本:ロー・チーリョン 出演:レスリー・チャン(遺作) 22:00〜23:40 ボイス(2002・韓/ブエナビスタ)監督・脚本:アン・ビョンギ 出演:ハ・ジウォン、キム・ユミ 23:50〜1:30 the EYE【アイ】(2002/香=タイ…

アニメ『少女革命ウテナ』全39話DVD全8巻

を…どのぐらいかけて観たんだったかな。とにかく観終わった。 放送当時、アニメにちょっと詳しい知人から「寺山修司が入ってる」という風に紹介されたことがあったんだけど(ちなみに私は寺山を一冊も読んだことが無い)、直接的には偽日記http://www008.upp…

岡崎京子『東京ガールズブラボー』

は、かなり前に読んでいたのだけど、吉田秋生『河の流れよりもゆるやかに』と併読して思ったのは、80年代前半の高校生って金持ってなかったんだなあ、ということで、まあ90年前後に高校生だった私も、「個人的に」そうだったのだけど。その頃の高校生の経済…

蓮実重彦『反=日本語論』(ちくま文庫)読了。

文庫になっているものでも未読が結構あるんだよなあ。 これはもっと前に読んでおけば良かったなあ。音声中心主義ってのを、かなり具体的に理解させてくれる本。

もうaikoのCCCDにはガックリなわけですよ。

初めて個人的マスト・アイテムが「CDじゃないもの」になってしまったわけで。 もう本当CD屋に行く気が失せるよね。最近。 http://aiko.can-d.com/cccd.html な風に「音質」の問題にエクスキューズしてるけど、規格外で再生保証がないのが一番の問題なわ…

ということで

今年の紅白に対する私の興味は、「クレイジーケンバンドが和田アキ子のバックをつとめるか否か」に絞られました。

仮に自分がまだ高校生で、同級生に綿谷りさがいるとする。

いや想像するだけは自由だし、タダだし。 でも実際にそうだったら、あんまり萌えない、だろうなあ。実は本当に学生時代の同級生に物書きになった女性がいる。ほとんど話とかしなかったけど。

後藤明生『吉野大夫』(中公文庫)読了。