「郊外出店規制じゃなくて、中心市街地商店廃業強化が必要じゃね?」@R30

つれづれに小売について考えてみる。ってまあ本屋とかCD屋の話ですが。
まあ、もう既にCD屋ではなくなってますな。「CD屋」、敷地面積が狭くてDVDが置けないところは潰れてます。
近所で潰れた一箇所は、携帯を置きはじめてしばらくして廃業、もう一箇所はエロDVDを置いてしばらくしてクローズ。残っているところは半分しかも入り口近くをDVDにして生き残っている。同じような店が文教堂の上に出来ました。
DVDといえば文教堂の前に入っていたところは1Fが本屋&CDで2Fがレンタル屋だったんだけど、上手くDVDに以降できず、結局2FをUFOキャッチャーとかのスペースにして、ほどなくクローズでした。
本屋も、ある程度、敷地面積がないと多様なニーズに答えられずに潰れちゃう。駅前の立地に凄くいいところも、10年ぐらい前に近くの別棟をコミック等子供向け売り場にしたんだけども、それでも厳しそうだし。
文教堂は前の店よりも本屋のスペースを大きく取っているわけだし。
新刊書店が潰れて新古書店になったところも、これもまた結構、潰れてるし。まあ安易に新古書で儲けようとしても数が増えすぎて難しくなっているとこでしょうな。ブックオフは店員が喧しすぎて嫌いですけど、商売としては考えてるだろうなあ。

コンビニも、だいぶ前から飽和状態で、これが最近では「100円系」に移行してますが、これも直ぐに飽和するでしょう。
やっぱりセブンアンドアイが強いと思いますよ。まず普通の意味での立地だけじゃなくて配送効率を重視してゾーンで考えて無理な出店はしないし、あそこは。コンビニはスーパーが営業時間を延ばしたんで、その意味でも厳しくなってきてるんだけど、スーパーとセットで考えられるところは、価格の面でも有利だろうし。ヨーカ堂は「本当の価格破壊」はしないですからね。まあトップであるアドヴァンテージでしょうが。

DVDも大分、家庭内在庫が多くなってきているだろうから、ブックオフ系もかなり、そっちの方にシフトしてくるかも。でも、もともと価格が安いので(ある意味で本以上に)、かなり買い叩くような感じか。
レンタル系は音楽配信と、どんどん進んでいくだろう映像配信に押されてTSUTAYAですら厳しくなっていくだろうから更に変わっていくんだろうなあ。
もう地方では一階が新刊書&レンタルで二階が新古書という凄い店があるんで、これが全国的になっていく可能性もありだけど、まあ出版業界からは反発があるでしょうな。
ただ新刊書店も本当に「新刊」書店で、ちょっと前にでたものの在庫も抱えられない状態だから、そうしていくしかない。そうじゃなければ再版をもっと緩めて、ちょっと古いものを値引きできないと難しい。