煽られて文芸文庫版『ジョン・レノン対火星人』を購入、再読。

http://d.hatena.ne.jp/helioterrorism/
その前から未読消化、再読をしていたところでもあり。
どうにも『さよなら、ギャングたち』のインパクトが強すぎて『虹の彼方へ』、本書と読みついでもピンと来なかったんですけど、今回は非常に楽しんで読みました。
『ギャング』に比べるとシンプルなんで初読の時は拍子抜けしたのか。でも今回は、それも長所だと感じました。
それから新しいあとがきで本人が書いているように「「文学」の一かけらもない」という意味では確かに凄い、傑作だな、と思います。

「現代詩手帳 増刊」の源ちゃん特集によると『虹の彼方へ』は一気読みしないと面白くないらしいんで、今度時間を作ってチャレンジしてみようと思ってます。