「一年戦争戦中派不戦日記」

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(なんだか期待されているような感じなので…)。

先日、兄に訊いたのに、すっかりガンダムの本放送時の裏番組が「まんがはじめて物語」だったのを忘れてました。
そうブラウン管のこちら側では、兄弟の間でチャンネル権を巡る争いが繰り広げられていたわけで。有名な話だけどガンダムは視聴率が悪くて打ち切りだったんですね。原因は、ここいらへんにあったのか?
当時私は小学一年生で兄は六年生。私も成長するにしたがって、あのリアルな感じが判ってきて(まあ確かに「ニュー・タイプ」には、ちょっと着いていけなかった)再放送は4回ぐらいは見てるでしょうし、サンライズの一連の路線「ボトムズ」とか「ダグラム」とかを観ていました。まあ記憶力が悪い人間なんで忘れていることが多いんですけど、やっぱり、あのへんは子供向けにしてはリアルだったなあ、と。
ただ一気に、サンライズのアニメが子供っぽいと感じられるものになっていったという記憶があるんですよね。いや、見なくなったので正確に書けないんだけど。「Z」と「ZZ」でもかなり差があったような。
その頃に個人的なアニメからの「卒業」というのがあったんじゃないかな。昔は多くの人に、こういう「卒業」というのがあったと思うんですよ。だってアニメ以外にも趣味が増えたり、塾に通ったりとかの活動があれば、それに時間をとられるわけで。
でもビデオの普及というのが両立を可能にするという流れで。だから私と同い年の人たちはガンダムで洗礼を受けて、リアル・ロボット・アニメを小学生時代見続けて、中学に入ってからもビデオ録画してアニメを見てた人たち、ってのが増えてきてた時期だったんじゃないかと。

それよりも前の人たちというのは中学生に入ってからもアニメと洋楽を、それなりに両立していた人が多かったんじゃないかという推測もありますね。所謂、「おたくとサブカルの未分化状態」というか、ただ、そこにアニメの変容と言う契機があったのではないか、ということで。

それが大体85年あたりだったのでは…おお、また「85年問題だ!」(続く?)