それから、この流れで本のことも書いておくと

本はですね、正直、安いですよ日本は。
まあ私もハードカバー高いなあ、と思ったりすることもありますけど、そこらへんは意識を変える必要もあるんじゃないかと。
だって単純に言うと60分ぐらいでひととおり鑑賞できるCDが3000円で、2時間以上はかかる文庫本が1000円以下ってのは、どうです?ハードカバーだってCDより安いです、ほとんどは。
単純すぎますか。でも本だって何回も読めるんですよ。CDだって一回聴いただけ、ってのも沢山、買っている人にはある話しでしょ。

アメリカの小説が長くなったのは何故か、ていう疑問が良く出されることがあって、色んな説明があるんですけど、個人的には、読者が支払う金額と、それに見合った内容、とのバランスで、内容の一つの側面として長さ、というのが強調されているんじゃないかな、というのがあり。
作る方=出版社としても、短い作品を幾つも作るよりも、長い作品を一つの方が安く上がりますからね。