仲俣暁生『ポスト・ムラカミの日本文学』評@OK's Book Case

http://www.saiin.net/~ogiso/200306.html#22_t2
今はちょっと日本文学よりもアメリカ文学(というか小説)を集中して読もうかと言うところなんだけど、この本は押さえておこうかな。

そこのリンク先からWeb上で公開されているポストムラカミの「ポップ文学」ベスト30へ。
http://www.big.or.jp/~solar/poplist.html
未読を拾っておくと…と思ったけど既読の方が少ない…。でも未読を(思いっきりコピペ)。

村上龍限りなく透明に近いブルー』(1976)[講談社講談社文庫]
橋本治『S&Gグレイテスト・ヒッツ+1』(1984)[大和書房、ちくま文庫
橋本治無花果少年と売瓜小僧』(1985)[講談社、「橋本治小説集成4」河出書房新社
高橋源一郎優雅で感傷的な日本野球』(1988)[河出書房新社
村上春樹ねじまき鳥クロニクル』(第1部〜第3部/1994〜1995)[新潮社、新潮文庫
保坂和志『この人の閾(いき)』(1995)[新潮社・新潮文庫
堀江敏幸『郊外へ』(1995)[白水社・白水Uブックス]
保坂和志『季節の記憶』(1996)[講談社・中公文庫]
町田康『くっすん大黒』(1997)[文藝春秋
赤坂真理コーリング』(1999)[河出書房新社
星野智幸『嫐嬲(なぶりあい)』(1999)[河出書房新社
高見広春バトル・ロワイアル』(1999)[太田出版
村上龍『共生虫』(2000)[講談社
黒田晶 『メイド・イン・ジャパン』(2001)[河出書房新社
高橋源一郎日本文学盛衰史』(2001)[講談社
吉田修一『パレード』(2002)[幻冬舎

特に最近の作品になると未読が多くなります。春樹は『ねじまき鳥』以降意識的に避けてたし(それより前は全部読んでるはず)。
ばななは初期を読んで、「全部、人が死んで、残された人たちがバランスを崩したところから再生する話じゃん」と思って読むのをやめた。