2005-11-07から1日間の記事一覧

中上健次についてのメモ

また記憶で書きます。中上は『熊野集』での私小説的手法を捨てて『地の果て 至上の時』で「本格小説」へ向かう。同時代、先輩である大江や古井が私小説に向かったのとは異なり。意識的?『岬』『枯木灘』とは異なり「フィクションとしての秋幸」は『地の果て…