"21st Century Breakdown"を聴きながら

すんまそん。やっとメロコアが判りました。町山智浩氏のレコメンドで買いました。

清志郎の話の続きだけど、5月2日以降、「スローバラード」には泣けなかったのだけど、清志郎訳の「明日なき世界」を口ずさんだら、
うるっと来てしまったのです。

でもよ、何度でも何度でもおいらに言ってくれよ
世界が破滅するなんてウソだろ!
ウソだろ!

これは73年生まれという世代的な問題もあるだろうけど、もう一回、『カバーズ』は再評価されるべきだと思います。
結局、これって「反ジャパニーズ・ロック」だよな。
「ロックってのはこういうもんだろ」ってのを「日本語」でやった「日本語のロック」です。

なんで、泣けて来てしまったかというと「日本語のロック」というのが敗れた夢だったからなのです。
90年前後、明らかに「時代が変わり始めた」はずだったのに、一回、下野した自民党社会党とくっついて復活してしまうし、
日本語のロックもJ-POPなどというものにくくられてしまって、毒を薄められてしまいました。

RCサクセション:「君はLOVE ME TENDERを聴いたか?」
発売されていないフルバージョン。