「芸人人気が一気に引くときのアノ“感じ”」

この前「青木さやかに山田邦子に対するのと同様の「イヤな感じ」を覚える今日この頃」と書いたけど正確には「イヤな感じ」になったのは「やまかつ以降の山田邦子」と言った方が良いか。そういう意味では青木さやかは危険性はあるけど(写真集出したりとか)、まだ大丈夫か。
というか、そこまでの地位になってないから。
山田邦子の場合は、それこそ「バブル」で人気が跳ね上がってということがありまして、お若い方はそんなに人気があったというのが信じられないかもしれないなあ、なんて思うほどだったんですよ。
そこを「勘違い」してしまったのが「やまかつ」。
「ネタとベタ」ということで言えば、例えば、とんねるずなんかも「ベタ」の部分はあるわけですけど、その「ベタ」の部分というのはスポーツネタ(→ベタ)なら、かつて本格的に野球とサッカーをやっていたという基礎体力の部分、歌の場合も基礎的な能力があって許される「ベタ」なんだけど(こっちは木梨にかなり依存してるんで石橋単体だと「勘違い」で工藤静香とのデュエットのように売れない)、それを「勘違い」してしまったのが山田邦子だったんですな。
まあ山田邦子の場合は「勘違い」しても仕方が無いだけバブルでも人気があったというのがあるんだけど、まあテツandトモの方は同情できないわな。

週刊文春小林信彦が書いていたように、ブームの後に何人かが生き残って…というのが、まあ歴史的には重要なところで。