久しぶりに歯を抜いた。

まあ「久しぶり」と言っても「歯を抜く」のは習慣じゃないから、ほとんどの人は私と同じく親知らずを抜くぐらいなんだろうけど。
前回は上の二本。今回は下の左側。
前から、もうボロボロに砕けていたのだけど一昨日、32年の生涯で経験した事のない激しい歯痛を感じてバファリンで散らし、昨日は事なきを得て薬の助けを借りずに済みながら、今日、またチクチクしだしたので、またバファリンで散らし、流石に歯科に向かった次第。

歯科医曰く「もう今日抜いといた方が良いですね」。

前回は男気を見せて抜かれるのを目を見開いて凝視したものだが、今回はちょっと斜めに生えていて抜歯に時間がかかりそうだったので、途中で気分が萎えて来るのを恐れて、臆病に目を閉じていたら、予想通りに作業は難航し、引っかかっているところを削りにかかる歯科医。
麻酔が十分に効いていたせいか、前回は感じた「抜歯感」も無く「あら終わったの」と言う感じ。
もしかすると前回の感じも目を開いていたための「想像」だったのかもしれないが。
ただ麻酔の量は前回の方が少なかったように記憶している。