「今回の芥川賞と直木賞が意味すること」

http://d.hatena.ne.jp/solar/20050114#p1
結局さあ、文芸誌に載ったのが「純文学」って扱いなんですよ、この国じゃ。それ以外が「大衆文学」と。だから書き下ろしだと「純文学特別書き下ろし」なんてレーベルもあるし。
今回の阿部選出は文芸誌の間で「やっぱり阿部ちゃんに取らせないとマズイんじゃない?そうしないと「ある年齢から下の小説読み」には文壇自体が評判悪くなるよ」って言う話になったんじゃないかって気がする。
編集者の推薦だけじゃなくて選考委員の推薦みたいのもあるらしいし。
それだけ頑張ったのに、まだ色々と言われると言う(笑)。