ハリポタ騒動

全国書店新聞 11月21日号記事
http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=3953

キャベツなどの農作物でも、豊作が過ぎて価格が暴落した場合破棄処分にしている。
書籍でも作りすぎてしまった場合、調整が必要なのではないか。
ハリポタでは書店も取次も版元も今まで利益を頂戴しているのである。
三方一両損の譬えもある。
この際三者がある程度涙を飲んで不良在庫の一掃を期すのが正解ではないか。
松岡社長のご英断をお願いしたい。

→「それは農家に失礼でしょう」
http://www.ikimono.org/diary2/blosxom.cgi/book/voice1121.htm

って,あなた…ハッハッハ… … それは農家に失礼でしょう。あれは生産者自身が,市場へ出荷する前に廃棄しているのであって,いったん市場へ出たものを自らも損をかぶって引き取って廃棄はせんでしょう。市場価格を高めに維持するためにやっているのだから,そもそも目的が全く違うし。

知ったかぶり週報
http://www.sittakaburi.jp/index.html(10/14)

私は出版社側の人間だからかもしれないけど、とにかく「委託」とか「買切」とかの販売条件が、厳密に守られていなさすぎると思うことが多い。もし「新刊=委託=フリー返品」「注文=買切=返品不可」の原則がしっかり守られているのであれば、出版流通が抱える問題の多くは解決してきてしまうのではないかと思うのだが。