たまには新刊文庫のチェックなど

来月予定からhttp://www.taiyosha.co.jp/bunko/index.htmlを参考に。
ブルトンの『ナジャ』が岩波文庫かあ。まあ『シュルレアリスム宣言』も出しているから変ではないか。
ヴィガーズの『百万に一つの偶然』がハヤカワ文庫入り。私、ヴィガーズは一編しか読んでません。「ゴムの喇叭」だったか、そんなタイトルの。
SF文庫の方のイーガンの新しい短編集は結構、そこかしこで話題になってますね。でも短編が読みにくい状況は変わらない。スタージョンなら気合入れますが。
で河出が凄い。『見えない都市』( I・カルヴィーノ )、『西瓜糖の日々』(R・ブローティガン)、 『大胯びらき』(ジャン・コクトー)。
カンヴィーノは既読だかど持っておきたくなるよね。ブローディガンは読んでおこうかな。コクトーはそれほど興味はないです。『恐るべき子供たち』は読んでますが。まだ岩波で読めますよね?
大西巨人三位一体の神話』が光文社文庫、あ、まだ文庫になってなかったんだ。ミステリファンには、ちょっと面白くないかもしれない。
小林信彦『おかしな男 渥美清』(新潮文庫)は、ちょっと早いような気がする。
J・オースチン高慢と偏見』は、ちくま文庫から、とりあえず上巻のみ。
新潮文庫岩波文庫も現役ですよね。訳者はだれだろう。
この英国小説の古典がロマンティック・コメディの源流だという気がする私。
倉知淳『過ぎ行く風はみどり色』(創元推理文庫)は、当然、いつもながらに「やっと」という感じ。ラストで唖然としてください(笑)。
とりあえず、こんなところでしょうか。