The Replacements/Don't Tell a Soul(1989)ASIN:B000002LGD

についてもう少し。昨日のコメントへのレスにかえて。
例えば4曲目の'Acin' To Be'なんかはカントリーテイストのパワー・ポップと表現して良いのではないかと思います。

ちょっと話はリプレイスメンツから少し広がって、結構パワー・ポップオルタナ・カントリーというのは縁が深かったりするよう。例えばレット・ミラーのOld97'sなんかもロカビリーと言うか、カウパンクとパワー・ポップの両方のスタイルを取ってます。
まあ、パンク以降でメロディアスなロックをやろうとすると、どっちかの方向性になる、ってことなのかもしれないですが。
個人的にはパワー・ポップの源流をビートルズを突き抜けて辿っていくとエヴァリー・ブラザーズにたどり着くって推測もあったり。
マシュー・スウィートだって特にバラードはスティール・ギターをフィーチャーしたりカントリー・テイストが入ってる。
日本で「カントリー」というと皆、詳しくはない割に一定のイメージがあって、敬遠されてしまうのか。

オルカンにくくられるところのバンドっていうのは、結構、多様で、色々と聴いてみると気に入るものが見つかったりすることもあると思うんだけどなあ。

後は一様にストーンズの影響が強かったりします。例えば『ベガーズ・バンケット』〜『メインストリートのならず者』あたりのアルバムが好きな人には、とっつきやすいと思うんだけど。