2次元ヲタ

毎日のように好きでもない男性の性欲を処理したり、その様をビデオに撮られ販売されたりといったことは、日本で生まれ育った人間であれば例え本人が望んでその職業に就いたのだとしても精神的に大きな傷となります。風俗を利用したり、アダルトビデオを借りたりと言った行為は自覚の有る無しに拘わらずそういった女性達を性的に搾取し拭う事の出来ない傷を与え続けるということです。対してゲームやアニメなどの2次元媒体のエロメディアの場合、其れによって傷を負う人間は誰もいないのですよ。

と言う意見に対して「2次元媒体が、アダルト女優の儲けを減らしているのでは?」と返すのは…まあ問題があるでしょうね。
まあ、そういう限定された経済の問題じゃなくて、バタイユの言うような普遍経済とか?、フロイトのリビドーの経済とか?、そういう部分で、機会を失われると感じる女性の中には嫌がる人もいるでしょうし、そういう女性を気にする男性も差別するという風に制度は出来上がっているのかも。
個人的なことを言えば"2次元ヲタ"は感覚的には判りますが、深いところでは理解というか実感できないところもあります。まあ、一般に流布している、そういうものの絵に馴染めないものが多いってこともありますが(だから馴染める絵なら正直ハマると思う)。これも文化/制度の問題で。