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そもそも近い将来、黒人音楽の影響でパンクが日本に起こるというのは、完全な予想、ＳＦ、まあ妄想と呼んでも良いものです。ちょっと長い議論になったので、その点が曖昧になって来たかもしれないので、書いておきます。

その上で、まず「偏見」の件。これを第一の要因のように扱ったために、問題をかなり複雑にしてしまったのは反省点です。
そうしてしまったのは、この種の文化的、社会的な観点も含めて常に考えたいという私の志向のためなのですが、イデオロギー先行と言われれば、それはそれで批評として受けとめたいと思います。
とりあえず、ある程度は考えを述べてますので、分離することにします。

第二に「影響」というものの複雑さを上手く整理して表現できていなかった点。
大衆音楽というのは大衆が主体になるものですから、音楽家と聴衆の関係というのは、完全に分離できないというのが私の考えですが、確かに上手く整理できていなかったのは事実で、これが「偏見」の問題と絡み合って、更に判りにくくなったのは事実です。

ということで、以上を踏まえて、最初のメモの主旨をを書き換えてみると。