続き(同日より転載)

といっても昨日、飲みすぎて調子がでないんで、根本的なところだけ。と思ったら案の定長くなった。

かつては、今以上に、日本人の中に黒人に対する強い偏見があったのは事実だろうし。黒人音楽をやっている白人には憧れても、黒人には偏見を持っているとか、そういうネジレ。

↑いや〜これは明らかにおかしい!!(笑)。ここで語られてるのって、多分'70年代後半でしょ??。それって”ディスコ全盛期”じゃん。

まあ全盛期だったのはいいんですけど、その「全盛期」の内実ってのはどうだったんでしょうか?
今、(和製も含めて)ヒップホップやR&Bを聴いてる人と同じくらいの規模ですか?

まあ、根本的に、私の文章を、しっかり読んでいただいてないようなんですけど。
だって、そこでは、まず50年代の白人ロックン・ロールとR&Bを結びつけて、更に70年代末に関しては、パンクとレゲエ、スカ、ファンクを結び付けてるわけで、ディスコなんて関係ないじゃないですか?
つまりはロックの誕生や「ロックの再検討としてのパンク」に関係している黒人音楽ってことだったわけで。
まあファンクとディスコは無関係じゃなんでしょうけど、ディスコとパンクが関係するのってブロンディぐらいじゃないんですか?
だから70年代末が「レゲエ・ブームの全盛期」だったりすれば、まあ間違ってましたってことになりますけどね。

まとめると

  • 70年代末でも黒人文化を素直にあるいは憧れをもって受容する層は確実にいたにしても、その規模は今に比べれば格段に小さいんじゃないか?
  • 確かにディスコ・ミュージックのような欧米のメジャーな(つまりは多くの白人を含む)シーンでも脚光を浴びたものに関しては日本でも流行したにしても、レゲエなどの更にビートに変化のあるものについては、かなりマイナーなものだったんじゃないか?

この2点に反証を頂けるのであれば、先の論の間違いを認めますけど、どうでしょう?