R.E.Mってやっぱり聴かなきゃいけないよなあ

インディーズI.R.S.時代の"Singles Collected"を買ってあったんだけど、やっぱり音が少し細くて、あまり聴いてなかった。でも、ここ数日、ヘッドフォンで、じっくり対峙してみたら、ギター・ポップというかジャングル・ポップ(って言葉もあるんですな)というかみたいなのから、ニュー・ウェーブ的なの、カントリー・ポップ、ブラスが入ってファンキーな曲とか、「うーん、このころから、こういうことしてるかあ」という感じで。

初めて聴いたのはメジャー第一作"Green"を渋谷陽一NHK-FMで紹介してた時だから1988年かあ。中3の時には聴いてたんだなあ。They Might Be Gaintsの"Flood"(1990)なんかも、この番組で聴いた記憶があるから、この頃からじっくりと、このへんを聴いてれば、普通に"今の音を聴く"洋楽ファンになってたんだろうなあ。
そうならなかったのは、多分、レコードもCDもプレイヤーが無かったのが大きかったんのか。
カセットで出てたビートルズの再発とかを中学生時代に聞きだしたのが洋楽原体験なもので…。古いものの方が好きになって。
CDラジカセを買ってもらったのが大学に入学した時で、その後も60年代と、70年代だもんなあ。XTCの"Nonsuch"(1992)が大学一年の時で(あ、これも渋谷陽一の紹介だあ)、リアルタイムなんだけど。でも、これなんかも反時代的だったし。グランジまっただなかだったし。
Nirvanaとか、私、全然ダメだったんですよ、当時は。
マシュー・スウィートの"Girlfriend"なんかは紹介してたんだろうか、渋谷氏。記憶がない。これなんかは当時聞いてれば、直ぐに反応してたような気もするんだけど。
私、パンクって、最近になってやっと判ってきたって感じですからねえ。