「六本木純情派'83」

http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=85643&pg=19991219
六本木WAVEが閉店した頃、1999年12月19日(日)のテキスト。
最新の「六本木純情派'03」http://www.enpitu.ne.jp/usr8/85643/diary.htmlと合わせて。俺、この頃からeveryting cool読んでったっけかなあ。記憶にないけど意識化に眠ってたかも。

六本木WAVEに行かなくなったのは、渋谷に今は亡きクワトロWAVEがオープンした頃からだ。あの店も店員の独断によるお薦めCDが棚の前面に打ち出されていて気持ち良かった。あの一連のセレクションって実はHMVの「太田コーナー」以上に”渋谷系”のトレンドセッターだったよな、と思う。勉強させてもらいました。ただし六本木のような「これがお前にわかるか?」みたいな挑戦的なところは無くて、もっと買い手に優しいところもあったクワトロ店は、所謂渋谷系が80年代セゾン文化の大衆版であることを象徴していた気もする。


まあ私なんかよりも、リアルタイムの人は説得力があるということで。
もう「渋谷系とセゾン」については御任せという感じのいつもの他力本願なんですが、http://homepage2.nifty.com/m3-chuwan/diary/20030409.htmlの4月11日

だから”渋谷外資系CDショップ”というのは、元々”セゾン文化圏”とは全くバッティングしてない世界だったの(笑)
ここら辺ねー、今のタワレコのイメージで語ってしまうと、色々とまた間違いが生じて来てしまいますので、気を付けたほうがいいですね。

まあ、HMVとすら渋谷系を結び付けなかった人間なんで私へのコメントではなくて事実確認として考えさせていただきますが(笑)、同じく15日付けから辿った、
http://d.hatena.ne.jp/hglo2/20030414#p1

HMVの商品部の人のインタビューがあったんだけど、邦楽については「WAVEさんの後追い」と言ってますね。開店前の時点では社長が「うちは新星堂タワレコの中間を狙う」とか言ってたんだけど、全然それで客が来ない中で、自然とWAVEに意識が向いたよう。

というのには「セゾンって根強かったんだなあ」って思ってしまいますね(このインタビューが載っているという「文藝」2000春号のJPOP特集って読んでみたい。