今日の一枚

nauboo2003-05-18

The Byrds/Sweetheart of the RodeoASIN:B000002AHB
フォーク・ロックからカントリー・ロックへと展開したことで有名な1968年のアルバム。でも良く聴くと「バーズがカントリーをやったアルバム」という感じでロック色は少なかったりする。
ただ、そこには、このアルバムでのみバーズの一員だったグラム・パーソンズがヴォーカルを担当していた曲の多くが、加入前の契約が残っていた関係で、ヴォーカル差し替えや未収録の憂き目に会ってしまったというのも原因にあるかも。
このへんリマスター盤ではボーナストラックとしてゴッソリ入っていて、今日改めて全編を聴き直してみたら、明確に見えてきた(聴こえてきた?)。
後にフライング・ブリトー・ブラザーズで再演している'Lazy Days'なんてロックン・ロール以外の何物でもないし。これはチャック・ベリー風のフレーズはロジャー・マッギンが12弦で引いてるんだろうな。

ところで、これも洋盤安いなあ。まあ日本盤と競合すれば当然とは言えるけど。
バーズはマッギンのヴォーカルが好みでないので、ちょっと買ってないものが多いんですが、揃えたくなってしまった。
バーズってやっぱりアメリカン・ロックということでは重要なバンドなんだなあ、というのが判ってきたというもあるし。このへんは、また書けたらってことで。

再度、ところで。Uncle Tupeloのリイシュー日本盤も出るんだ!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/250-0106373-0781003
やっぱりWilco効果かなあ。洋盤の値が下がることを期待(って実はまだ買ってない)。